2017年8月27日日曜日

VMWareでゲストOSに他のPCからアクセスできるようにするときの設定。

かなり分かりにくくて手こずったのでφ(..)メモメモ

VMWareでゲストOSを作り、そのPCのホストOSからだけではなく、他のPCからゲストOSへアクセスしたい場合に必要な設定項目を挙げていきます。

他のPCがLANで接続されたネットワーク内にいる場合です。

ゲストOSで指定したIPアドレスへ、他の物理PCからPINGが通ることが目標です。


まずは、仮想マシンはブリッジ接続を選ぶこと。

ブリッジ接続、NAT、ホストオンリーと選択がありますが、これはブリッジ接続を選びます。

ブリッジ接続を選んだらとりあえずゲストOSを再起動しておきます。

ブリッジ接続を使うことで、物理ネットワーク内で通用するIPアドレスを取得します。

次に、ホストOSのネットワーク設定で、ローカルエリア接続2とか3とかにできている、
VMWare Virtual Ethernet Adapter VMnet1
VMWare Virtual Ethernet Adapter VMnet8
を、どちらも無効にします。右クリックして無効を押せばOKです。

net1はホストオンリーで使うもの、net8はNATで使うものですが、これらを有効にしたままだとブリッジ接続を選んでもPINGが通らないようです。

ブリッジ接続を選ぶと、仮想ネットワークは作られないしnet1もnet8も使わないで接続できるということですね。

次に、インターネットプロトコルバージョン4のプロパティ(IPアドレスの設定画面)で、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイを設定します。

(例)
ゲストOSの中での設定
IPアドレス192.168.1.101
サブネットマスク255.255.0.0
デフォルトゲートウェイ192.168.13.1

ホストOSのローカルエリア接続(物理的な接続)
IPアドレス192.168.13.3
サブネットマスク255.255.0.0
デフォルトゲートウェイ192.168.13.1

他のPC
IPアドレス192.168.13.4
サブネットマスク255.255.0.0
デフォルトゲートウェイ192.168.13.1

物理PCとハブのネットワークは192.168.13.xxxのIPアドレスなのですが、ゲストOSは理由があって192.168.1.101にしたかったので、サブネットマスクは255.255.0.0にしてあります。

通常255.255.255.0になっているのを255.255.0.0に変えると、192.168.1.xxxと192.168.13.xxxなど3つ目の数字が違っていても両者の通信ができるようになります。

デフォルトゲートウェイは3台とも物理ネットワークと同じ192.168.13.1としました。

ゲストOSと他のPCの設定はもちろんですが、物理的に仲介役になっているホストOSの設定も接続可能な設定にしないとつながらないと思います。

ローカルエリア接続2とか3にできている、VMnet1とVMnet8の設定は無効にしてあれば、それの設定は特に変更の必要はありません。

ちなみに、インターネットに接続したいPCには、優先DNSサーバーもデフォルトゲートウェイと同じIPアドレスを入れます。

これで、3つのOS間ですべてPINGが通るようになります。

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